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わたしたちについて
マカ事業について
アイデイ商事にとってマカ事業は、希少な国産マカを未来へつなぐ挑戦であり、
人と自然、健康を結ぶ大切な架け橋です。
マカ事業について
アイデイ商事は、プレミアムスピリッツの輸入販売を通して「世界のトレンドを日本に届ける」ことを使命としていますが、その中で「国産マカ事業」との出会いは、私たちにとってただの新規事業ではなく、未来につながる希望のプロジェクトになっています。

日本産マカの希少性と長い年月

マカは本来アンデス高地などで育つ植物ですが、日本で栽培するには、大きな壁がありました。気温や日射、土壌のミネラルバランスといった「自然条件の差」が、品質に直結するからです。また、日本ではマカの種苗の確保、育苗方法の確立、害虫対策、収穫後の処理技術などが十分整っていなかったため、事業として成立させるまでには非常に時間がかかりました。
実際、マカを「日本で育てたい」と立ち上がった生産者グループは、気候や土の違いに悩まされながら、13年以上という歳月をかけてようやく安定栽培に成功しています。
この長い時間の中には、試作栽培・土づくり・試験収穫・品質分析など、数え切れない失敗と改善がありました。さらに、栽培されたマカが持つ栄養成分や香り・風味を守るための収穫後の処理や保存状態の管理も、国内・国際基準を意識して改善し続けてきました。
安定供給にいたるまでの努力
⚫ 生産者ネットワークの構築:地元農家や専門家と手を結び、栽培方法の指導・情報共有を行うことで、品質のムラを減らす。
⚫ 土壌・気象記録のデータ蓄積:どの地域・どの環境がマカ栽培に適しているかを科学的に把握し、最適な栽培条件を標準化。
⚫ 品質管理体制の整備:収穫から加工・乾燥・保存にいたるまでの工程で、衛生・成分・風味・外観をチェックする体制を設ける。
⚫ 安全性と法令遵守:食品素材として国内規格・添加物・残留農薬などの基準をクリアする検査を定期的に行う。
なぜ国産マカなのか

外国産のマカの流通ももちろんありますが、国内栽培のマカには次のような特別な価値があります。
1、トレーサビリティの明確さ
どの地域で育てられ、どの農家がどのような方法で育てたものかが追えることで、安心・信頼が高まります。
2、風味・成分の質の高さ
日本の気候・土壌で育てたマカは、香りや風味に独自性があり、成分のバラツキが少ない特徴があります。
3、輸送期間・保管による劣化のリスク低減
国産であれば輸入過程の梱包・輸送で起こる微細なダメージが少なく、鮮度をより保てます。
4、地域活性化への貢献
マカ栽培を通じて、耕作放棄地の再生や農家の収入安定、地方の雇用創出にもつながる可能性があります。

私たちの願い
アイデイ商事としては、このマカが「希少素材」で終わるのではなく、全国の消費者・健康志向の方々・食品・サプリメント業界などに「安心して手に取ってもらえる品質」で届けたいと考えています。また私たちは、この国産マカ事業を単なる素材ビジネスとしてだけでなく、「人と自然、食と健やかさをつなぐ架け橋」として育ててゆきたいと考えています。マカを知ってほしい、感じてほしい。健康への期待とともに、どこで誰が育てたか、どのような思いを込めて育てられたか、そういったストーリーが暮らしの中に馴染むような素材でありたい。
そして、13年という長い年月をかけて安定栽培に成功したその努力と技術を、広く広めることで、日本全国、さらに世界へ、信頼できるマカ製品を届けていきます。