News
おしらせ
”世界で最もサステナブルなバーテンダー”の称号を競う Flor de Caña Sustainable Cocktail Challenge 2025 日本チャンピオン決定!

「Flor de Caña(フロール・デ・カーニャ)」の主催のカクテルコンペティション「Flor de Caña サステナブル・カクテル・チャレンジ 2025 日本大会決勝」を8月26日(火)に開催しました。
【フロール・デ・カーニャ サステナブル・カクテル・チャレンジ 2025日本大会決勝戦】
” 世界で最もサステナブルなバーテンダー”の称号を競う「サステナブル・カクテル・チャレンジ 2025」の日本大会決勝には、厳しい書類審査を通過した4名のバーテンダーが出場し、持続可能な材料や技術を駆使したオリジナリティ溢れるカクテルで競い合いました。
審査は、日本ラム協会会長の海老沢 忍様、フロール・デ・カーニャ サステナブル・カクテル・チャレンジ 2023日本チャンピオン安里 勇哉様、フロール・デ・カーニャ サステナブル・カクテル・チャレンジ2024日本チャンピオン大島 創様の3名の専門家が務め、各審査員が味・香り・見栄え、創造性・テクニック、ストーリー・プレゼンテーション、そして持続可能性の観点から出場作品を評価しました。
今大会の優勝(日本チャンピオン)に輝いたのは、入 優仁 (Bar Amber)/作品名「Feliz Gear Caña」。
薬効目的や戦場での疲労回復のために飲まれていたカンチャンチャラを現代的にアレンジし、「明日への活力を与えるインナー・サステナブル・カクテル」として再構築。
2位は、安部 孝昭(Notime Mixology Bar)/作品名「Flor del sol」。
「素材の命を最後まで使い尽くす」をテーマに、通常は廃棄されるカカオの果肉やパイナップルの皮などをアップサイクルしたプランターズ・パンチのサステナブルなツイスト。
3位は、菅原 翔(BAR RUMBULLION)/作品名「Rewrite」。
SDGsの目標6の取り組みにつなげていけるきっかけとなることをイメージし、雨水の再利用、廃棄竹の活用など、最大限自然の恵みを利用したサステナブルなカクテル。
日本チャンピオンの入 優仁さんは、11月にインド・ムンバイで開催されるアジア太平洋地域大会に挑みます。
本大会は、持続可能性を「テーマ」ではなく「基準」として提示しました。出場者は、ゼロウェイストやフェアな調達の取り組みによって、「おいしさ」を犠牲にせず資源の最適化を実現し得ることを実例で示し、カクテルが社会的価値を担い得ることを明確に示しました。この知見の循環が、次世代のプロフェッショナルを育み、現場の継続的な進化につながっていくと考えています。
【Flor de Caña サステナブル・カクテル・チャレンジとは?】
世界40以上の国と地域から約1,900名のトップバーテンダーが集い” 世界で最もサステナブルなバーテンダー”の称号を競うグローバル規模のカクテルコンペティションです。各国大会で代表者を選出後、世界の各地域でチャンピオンを決定。最終的に各地域のチャンピオンがフロール・デ・カーニャの本拠地ニカラグアに集結し、競い合います。フェアトレードやカーボンニュートラル認証を受けた食材の使用、食品廃棄物のアップサイクルなど、環境への配慮がカクテルの重要評価項目。味覚・創造性に加え、持続可能性への具体的な取り組みが審査対象となり、バーテンダーは一杯のカクテルで社会にポジティブな変化をもたらすことを求められます。サステナブルな未来を視野に、革新的なアイデアが交錯する唯一無二の舞台です。
【フロール・デ・カーニャのサステナブル・スピリット】
フロール・デ・カーニャは、カーボンニュートラル、フェアトレードおよびコーシャ認証を受けた世界初のラムブランドです。100%再生可能エネルギーで蒸留し、発酵時に発生するCO2はすべて回収・再利用されています。また、これまでに100万本以上の植樹を実施するなど、環境保護活動にも積極的に取り組んでいます。