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2024.10.31 Flor de Caña

SCC日本チャンピオン大島さんがアジア大会で2位となり見事ニカラグアで開催される世界大会に出場決定!!

SCC日本チャンピオン大島さんがアジア大会で2位となり見事ニカラグアで開催される世界大会に出場決定!!

9月に開催された日本大会チャンピオンの大島 創 氏を含むアジア各国の厳しい予選を勝ち抜いた選ばれし10名のバーテンダーによって競われる「サスティナブル・カクテル・チャレンジ アジア大会 2024」が10月15日(火)中国四川省成都市で開催されました。


・アジア大会 2024の出場者
ニュージーランド チャンピオン – Theodore Ian Tjandra
ベトナム チャンピオン – Johnnie
タイ チャンピオン – Jennifer Evans
台湾 チャンピオン – Simon Lin
シンガポール チャンピオン – Jezraim Carreon
日本 チャンピオン – 大島 創
中国 チャンピオン – Devin Li
フィリピン チャンピオン – Volkan Ibil
インド チャンピオン – Dhanajai Subramaniam
モンゴル チャンピオン – Nomunbilig Dovchinsuren





そしてこのアジア大会で上位3名に入ると、来年フロール・デ・カーニャの本場ニカラグアで開催される世界大会に出場が決まるという大事な戦い。








入り口はフロール・デ・カーニャのボトルを模したネオンのアーチになっています。











さらに会場内はフロール・デ・カーニャ一色に装飾されており、この大会を盛り上げます。








大会関係者の挨拶、そして司会の進行の中、ついにアジア大会がスタートしました。





アジア各国の予選を通過したバーテンダーが、非常にレベルの高いパフォーマンスを披露。





集まった大会関係者や出場者の応援にきている方の熱気で会場もますます盛り上がりを見せる。





そんな中、日本代表の大島さんのパフォーマンスが始まりました。











前日から緊張感もあったようですが、いざ本番が始まると日本大会の時にはなかったプレートなどを使い、英語でのスピーチにもまったく臆することもなく海外の大会に向けた仕様にバージョンアップされたパフォーマンスで会場を大いに盛り上げてくれました。





パフォーマンス後には審査員の方たちからのカクテルに関する質問も多く、注目度も他の参加者よりも高かったように見えました。





そして、ついに受賞者が決定!





3位は タイ代表のJenniferさん。





そしてなんと2位に輝いたのは日本代表の大島さん。
本国ニカラグアで開催される世界大会に出場が決定しました!!





優勝に輝いたのは、シンガポール代表のJezraimさん。


それぞれの国のバーテンダーがそれぞれのサスティナビリティを表現し大いに盛り上がったアジア大会2024でした。


最後に日本代表 大島さんにもお話を伺いました。




全体的な感想としては、全てにおいてスケジュールがタイトだったことですね。
出国前はゲストシフトや打ち合わせ、ゲストシフト用のレシピ作成や仕込みのやり取り、パスポート、VISAの申請、WiFiの契約から、出国準備、加えてアジア大会用のプレゼンテーションの変更と、英語に翻訳、持っていけるもの持っていけないものなどの選定から、戦略の練り直しなど、時間的な制約による辛さが何よりもしんどかったところです。


ある程度のトラブルは想定して準備しておりましたが、当日のスケジュールが直前まで読めないことなど、自力でどうにもならない部分の歯がゆさなどもつよく感じました。


現地についてからのスケジュールもタイトで、基本的に練習時間などはとれない、用意してもらう予定の材料がない、急遽レギュレーション変更などのトラブルも相次ぎました。演技中のマイクトラブルなどもあり、全てが思い通りにいかなかった印象です。
ある程度のトラブルを想定して準備していたので、大ダメージではありませんでしたが、少しでもこの準備や心構えが違っていたら、結果も大きく変わっていたと思います。


しかし、得られたものも多く
このアジア大会期間中に育まれた絆も自分にとってとても大きな財産となりました。
時間がない中で練習に付き合ってくれた仲間や、日本大会を通じて知り合ったファイナリストたち、昨年度チャンピオンの安里さんや、土居さん、その他アイデイ商事様の皆様のサポートが今回の結果に大きく影響していると思います。
Flor de Cañaのグローバルチームや、アジアファイナリストの方々との交流も、今後の自分にとってかけがえのないものとなりました。


言語の壁は大きく痛感したものの、それ以上の心で通じる絆のようなもの、仲間意識のようなものを強く感じました。
日本人はどうしても1歩踏み込めないジレンマのようなものがありますが、それを振り切ってでも輪の中に飛び込むようにして、コミュニケーションをはかったことが、自分にとって1つ大きく成長できた点だと思います。


結果発表の際に、自分より喜んでくれた仲間たちの反応を見て、こんなにたくさんの方々が応援してくださって、そして支えてくださっていたんだなと改めて実感いたしました。


大会終了後も、アジアファイナリストのみんなと交流することができ、その後のゲストシフトにもメンバーたちが駆けつけてくださり、日本のサポートメンバーの皆様と一緒にたのしくバカ騒ぎした光景は一生忘れられないと思います。


1位こそ逃しましたが、得られたものはその悔しさ以上の価値のあるものだったと信じています。
自分一人で勝ち取ったものではなく、皆様のお陰で獲らせて頂けた2位だと心から思っています。


まだまだ世界大会に向けて、気の抜けない日々が続きますが、ひとまずここまでの普通では味わえない経験や、素晴らしい機会を与えて頂けたことに心から感謝しております。
月並みな言葉になってしまいますが、皆様のお陰でここまで来れました。この感謝を忘れずに、これからも精進して参りたいと思わせて頂ける素晴らしい大会でした。


世界大会に向け、大島さんの戦いはまだまだこれから続きます。皆様ぜひご期待ください!